今日も俺はサイト作り。最近になってやっと、「どういう画面にすれば、どうユーザーが動くか」が、だんだんわかってきた気がする。
ユーザビリティガイドの本とか、情報整理の仕方とか、コンピュータは、むずかしすぎて、使えない!とか、いろいろ読んだけど、読んでわかるのと、ある程度見当がつくのとは大違いで…ページを作る、ログを取る、結果を考える、またページを作る…という行為を繰り返して、やっと形になってきた。
ログだって、どういう仕組みにすれば、こちらの欲しいデータが入っているログが出てくるかを考えて、設計しなきゃならない。
単品で役立つデータ、何かと比べて役立つデータ、推移で使うデータ…もちろん、こんな風に区分けできるようになったのは、だいたいのことがわかってからだ。
最初はログとはそもそもなんなのかわからなかったし、syslogとaccesslogの区別だってつかなかった。
でも、ネットの仕事は面白かったし、サーバーの仕組みもネットワークの仕組みも、「こうやってできてるのがインターネットなんだ」と思えば、何となく楽しく学べた。画面の作り込みまわりはもちろん楽しい。
仕事を始めてから8年。そろそろ30歳になる。まあまあの規模のサイトを作ってると思う。
でも、まわりでネットで喰ってるやつがだんだん減ってきた。
「画面まわりをどうつくる」という、デザイナーさんやコーダーさんの仕事は、まだかろうじてある。純粋な手間賃ビジネス(もちろん、腕の良い悪いはあるけど)だから、安定しているとは思う。
サーバーまわり、ネットワークまわりの技術者も、人手は全然少ない(あたりまえ。でかいビジネスサイトが減ってるんだから)けど、それなりに元気かもしれない。
でも、「ネットでこいつはこう変わるんじゃないの?」「なんかソレってネットっぽくないね」みたいな、ネットを特別なものとして、大事なものとして見る奴が減ってきた気がする。
もちろんネットバブルなんて昔のことだし、戻りたいとも思わない。あの頃はもっと自分は「ネット業界」にムカついていた。
でも、まるで古女房のように、「単にそこにあるもの」とだけネットが語られるのは、ちょいとまだ早いと思う。
トータルとしてサイト作りを語る雑誌が、どんどんつぶれてきてる。WiredもWeb site designもなくなってしまった。
「インターネットってさ…」という枕詞からいろいろ語られることも、もうあんまりcoolじゃない。
みんな、何やってるんだろう?
昔ウキウキしてたやつらは、いまはうんざりしてモニターに向かってるのか?
それはちょっと、寂しいなあ。ブロードバンドも来た、携帯のつなぎ放題も来る、政府も電子化(ムチャクチャまずいやり方だけどさ)されつつある。
ネットが単に好きな人、出番じゃないか。


自然な感じ