騒がしい未来

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2004 1stステージの最終戦。来シーズンから1ステージ制になるから、最後の1stステージになる。
最後の1週間は因縁のFC東京。
 東京とは、こちらがJ2に落ちているときに、変わりにJ1に上がったチームでもあり、埼玉県のチームということで東京には妙な対抗意識のあるレッズとしてはまず負けたくないチームでもあり、何よりレッズの昇格後リーグ戦1分5敗と徹底的に分の悪いチームでもある。

試合前、パジェロのデカ旗が公開され、ちょっとジーンと来た。三菱の不祥事はともかく、サポーターが三菱の親会社体質にムチャクチャ嫌気がさしているにもかかわらず、こういうときにメインスポンサーに感謝の気持ちを表すのは、いかにも浦和レッズらしくてよいと思う。レッズに与党は似合わない。J1の黒字、多量の観客動員があっても、「異端児」であってほしいと思う。
 試合前のムービーはこちら(reds-401)。

試合自体はムチャクチャ荒れた試合になった。東京はここ6戦無敗とはいえ、何よりメンバーが落ちており、ジャーン/金沢/ケリー/石川といない。特にジャーンと金沢がいないのが致命的で、最終ラインのストップ力がまったく落ちていた。

浦和は今年初めての布陣。
FW  アレックス  田中  永井
MF 平川  山瀬  長谷部  山田
DF   内館  トゥーリオ  坪井
GK         都築

 中盤はボックスではなく、フラットに4枚が並ぶ。前の3枚もポジションチェンジを
繰り返していた。

自分の見た限りだと、3トップの左に入ったアレックスがどうにも使えなかった。点は取ったのだが、ボールをもらうととにかく足元で1回止める。判断力に問題があるのか、アレックスがボールを持つとそこで一旦攻撃が切れる。守備でもいらないファールでピンチを招いていた。「一芸」以外の部分を磨かないと、このままくすぶっていくのではないだろうか。
 山瀬・長谷部のMF組みも、両サイドとの連携が少なく、守備への貢献はあるのだけれどもアタックが少ない。最終ラインまで来ないとボールが取れない。この試合に限っては、あまり機能していなかったように思う。ボールが自分たちのポゼッションでクルクル回れば面白いのだろうけど、今のレッズはそういうチームではないし、特に山瀬の魅力が消えるように思う。

FC東京はとにかくタテに来なくなっていた。トップ下の3枚でボールが回るのだが、高い位置でのプレスが来ない。タテに1本、シンプルに攻めるのではなく、妙にボールをまわす姿が目についた。

 何より試合のクオリティを下げたのはイエロー10枚を配った審判だ。FC、レッズ、どちらのサポーターも今日の穴沢主審を評価しないと思う。下手な審判の典型だったように思う。
 イエローの基準があいまいで、しかも出すタイミングが遅い。技量がないのをカードの量でごまかそうとするから、選手もイエローをもらって反省する気になれない。
 退場した茂庭・田中達也とも、特に反省はしていないのではないだろうか。
 とはいえ田中達也は、なぜこんなに審判に抗議するキャラクターになったのだろう?代表でもレッズでも、審判への抗議が目立つ。ここでエメルソンがどんどん大人になっているのに大して、達也は感情表現が幼くなっているように思う。
 FCも審判への抗議が目に付いた。今日の審判ではしかたないかもしれないが、レッズ・東京とも、審判への抗議はキャラクターが違う。
 芸風はなるべく確立してもらいたい。