騒がしい未来

無駄に元気な毎日を送っている、チームラボ所属 高須正和のブログです。最近はtwitterメインで更新中

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RAGE AGAINST THE MACHINE – LIVE AT THE OLYMPIC AUDITORIUM -DVD(amazon)

楽曲リスト

01.Bulls On Parade
02.Bombtrack
03.Calm Like A Bomb
04.Bullet In The Head
05.Sleep Now In The Fire
06.War Within A Breath
07.I’m Housin’
08.Killing In The Name
09.Born Of A Broken Man
10.No Shelter
11.Guerrilla Radio
12.How I Could Just Kill A Man
13.Kick Out The Jams
14.Testify
15.Freedom

ボーナストラック(Liveの追加)
People Of The Sun
Know Your Enemy

ボーナストラック(2000年民主党大会Live)
Democratic National Convention 2000

ボーナストラック(ビデオクリップ)
How I Could Just Kill A Man
Bombtrack

 すでに解散した、RAGE AGAINST THE MACHINEの最後の作品。CD/DVDカップリングのアルバムのほうがお得度が高いのだけど、ぜひDVDのみの方を見てほしい。
DVDには歌詞の対訳が画面に表示される。

Rageの歌詞は、ソニーのオフィシャルサイトなんかにも一部載っているけど、なにしろラディカル(根源的)。

 曲は正直、普段hiphop聞かない自分的には、「どの曲がどの曲だかわからない」部分もあるけど、エネルギーは十分感じる!

 ハイライトは民主党大会のことに触れたアジ演説の直後に始まる「Guerrilla Radio」、サイプレス・ヒルのメンバーをゲストに迎えた How I Could Just Kill A Man だろうけど、ボーナストラックに入っている民主党党大会会場前のLiveもRageならではの過激さに満ちている。
 こういう音楽を商業ベースに乗せてしまうところに、Rageのすごさと、アメリカのたくましさがあると思う。

 Rageやマイケル・ムーアは選挙の投票率を上げるし、社会や共同体に対する関心を呼び起こすし、結局はその社会のためになっていくのだと思う。

 とりあえず、2004年7月版の自己紹介です。
(ですます調にするなど、2004年9月にちょっとアップデートしました。)

普段は何をやってる人ですか?

 「ネット屋」と称しています。名刺に書いてあるのも「インターネット担当」。昔はwebmasterと自称していましたが、いつのまにやら「webmaster」という言葉の意味が、「こまごました更新の面倒を見る、サイトの管理人さん」みたいな職種を指すみたいなので、呼称に困って、とりあえず「インターネットの人」と称しています。

 趣味は登山、旅行、サッカー見に行くこと、音楽DVDの収集..サイト作成も、今は仕事でコードを書くことは本当に少なくなってしまったので、趣味になってしまったかもしれません。

 もともとは前のサイト(asahi-net)で毎週コラムを書いていて、最近blogに移行しました。

お仕事

 本業は某企業のマーケティング部・インターネット担当です。100万ユーザ規模の、まあまあ大規模なサイトを造っています。

 基本的には「サイトを創る人」で、仕事の中心は企画ですが、企画には調査分析が要るので調査も分析もやりますし、「全部に関われる」のがネット系の仕事の楽しいところだと思っています。どれぐらい人が集まるか計画できなければサーバーの台数決められないし、RSSやblogのシステムがどのぐらい楽しいのかわかるには、自分はやっぱり使ってみたいです。資料だけでわかるほど頭良くないので。

 もともとは広告代理店のネット部にいて、さまざまな企業のサイトを創っていましたが、自社のサイトを作るほうがトータルで見れて楽しいです。
 が、ひとつのサイトに深くかかわるようになったので、幅がそのぶん狭くなったように思います。業務の一部に企画や調査、技術の人は、自社しか見なくなると腕が鈍る、と思います。
開発会社にいるならともかく、事業会社の人間が仕事で触れる「インターネット」は、あくまでネット全体のごく一部で…自分のサイトを流れるパケットは、ネット全体の1%にも満たないことを、忘れないでいたいと思うし、いろんなサイトを見ていたいですね。

 もともと「他にやれることがなくて」はじめたインターネットの仕事でしたが、やってみるとこれが楽しい。自分がネットの仕事を始めた1997年は、ネットバブルが膨らみ始める前の時期で..(何しろ、検索エンジンもyahooぐらいしかなかった…ODINとか千里眼とか、まだあるんだろうか?)インターネットも、それで喰えると考える人はあんまりいなかった。

 時が経ち、ネットバブルも始まって崩壊して、今はサイト開発はむしろ斜陽産業になりつつある…(なにしろ、「日経ネットビジネス」もなくなっちまった!)けど、運良く自分は何とかネットで喰えています。

なんでblogを?

 サイトの更新を再開したかったし、どうせなら新しいツールで、ぐらいでした。blogツールにするか、xoops見たいなツールを使うのかでもちょっと迷いました。

 社会人、というのは生活を自分の稼ぎで成り立たせること、だと思いますが、生活が始まるといやおうなしに所帯じみてきます。
居るのは仕事場、話すのは同僚たちになると、どんどん話題の幅が縮まってきます。学校でもそれはあまり変わらなくて…「受験とナンパとケンカの話」…つまりはお仕事の話、色恋沙汰の話、職場の派閥の話ばっかりになってくる。学生は学生、社会人は社会人で、話題の幅は広くない。それだけではさびしいし、世の中に満ちている何らかの閉塞感は、この狭さから生じているように思います。面白いことは、外から来るのですよ。不特定多数に向かって何かを書くことが私には大事だな、と思ってます。

 ネットは、その閉塞感を取り去ってくれる可能性が、少しはあります。もちろん、単なる「可能性」であって、それは共産主義や夢のように弾けることもありうるし、ロックンロールのように商業的に消費されることもありますし、そもそも山形浩生がネットワークのオプション価値で言うように、単なる期待であって、宝くじのようなものかもしれないです。
ここで言われる「オプション価値」は、つまり「オマケの期待」(株式ストックオプション、のオプションだ)であって
「庶民の夢の宝くじ」…おおイヤだ!…けど、今のインターネットがそれに近いといえば、近いのかもしれないです。

 とはいえ好きな時間に使えて、距離に縛られない、「どこでもドア」的な可能性をインターネットが持っているのは事実で、あとは「どこに出て行くか・行きたいか」なのだけど、たとえばサッカーのチームとサポーターの関わり方なんかに、インターネットは大きな影響を及ぼしていて…考えることと行動することの距離を、インターネットは縮めているように思います。

 だからblogでは、「自分がどう考えているか、何やってるか」をつらつらと書いていこうと考えている。codeで構成されるインターネットを形作っているのはなにより意思だと思うので。

 たいしたことではないけれど、仕事をしながらこんなことに関わっていられたり、こんなページを創れたり、こんなもの(PDFファイル)を書かせてもらったのは、自分にとっては大切なことで..「何でもやれる、自由な感じ」をなるべくキープしていきたいと考えています。

 –機能の縮小されたベータ版でなく、フルバージョンの人生を–
2001 Pekka Himanen “The Hacker Ethic”

 コンピュータ企業の多く、特に草分け的な企業は、「儲かること」よりも先に「やりたいこと」があったように思います。
 ハッカーの行動精神として、「機能の縮小されたベータ版でなく、フルバージョンの人生を」(ビル・アトキンソンだったか?)というのがあって、それこそStanford Univercity Network(スタンフォード大学つながり)が「俺らがワークステーション作ったほうが、もっと安いの提供できるんじゃないか?」と考えてコンピュータの組み立て始めたSUNなんかは典型だと思います。
 「自分たちが使いたいから、作る。結果としてそれが共有されて生業になればラッキー」というのは、おそらく当時のSUNも今のオープンソースをメインに活動する人々の多くにも、共通する部分だと思います。
 もっとも今のSUNはぜんぜん違う会社になっています。それは外崎さんの太陽が太陽で無くなった時(がんばれ!ゲイツ君!)に詳しく載っていますが、要はハッカー企業でなく、普通の企業になってしまったと。開発者たちの利便性を最初に考える会社ではなくなってしまったと。

 Yahooも設立から10年が経過し、普通の企業になってしまいました。
 ハッカー企業も企業なので、当然収益はたいせつです。日本の、妙に市民運動っぽい人の間では「利益を取ること=悪」という図式があるようですが、ハッカー企業の「稼ぐこと」と「やりたいこと」を両立させる考え方は見習うべきです。リナックスの革命にあるとおり、「金銭は自由を保障する」わけですし。

 設立と当初のyahooは、非常にハッカー的な企業でした。ここで言う「ハッカー的」は、「自己の満足を真面目に追及し、それ以外のことは不真面目に果たす」とでもいいましょうか。
 1994年当時、やっと拡大期に入ったインターネットに対して、ジェフリー・ヤンとデビット・ファイロの2人の大学生が、トレーラーハウスに篭って「お気に入りリスト」の更新と、それを効率よく検索できるデータベースの整備に明け暮れてました。Yahooのあゆみ(Yahoo! Japan)にあるとおり、yahooの名は「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(それとは別のお節介な階層的データベース)から取ったものでも、自分たちを「ならずもの」(ヤプー)として取ったものでもあります。ハッカーはこの手の言葉遊びを好みます。

 なぜYAHOO!は最強のブランドなのかには、設立からしばらくたったYAHOOのヤンとファイロの2人が、いかに「好みに会うか合わないか」でサイトを開発・設計してきたかが伺えます。
 インターネット好きが、インターネットをより面白くするために作った会社・サービス、yahooのスタート時はそんな会社だったように思います。今ではウザいだけのバナー広告も、当時のyahooが始めたときは、「それで商売になるんだ!」という驚きがあったと思いますし。

 YAHOOはその意味で、「ネットだけで商売する」草分けでもありました。それ以前のネット企業は、たとえばNetscapeにしても、サーバーソフトやブラウザといった「売るもの」がしっかりあったのに対して、yahooはwebサイトのみで収益をあげていたわけですから。

 前世紀の最後ぐらいから、yahooの検索サービスがあまり役に立たないことは言われています。人間が1回見て、精査してから分類して登録するというサービスが、増えつづけるサイト・ページに追いつかなくなったのです。だいたい1997-1998年ぐらいから、Yahooの検索サービスはいまいち魅力のないものになっていきました。国内ではgooの登場ぐらいからでしょうか。ちょっと詳しい人は、yahooを使わなくなりました。

 このころからyahooを含めたいくつかのサイトは「ポータル化」への活動を始め、自サイト内のサービスを拡充することを第1義にしはじめます。「インターネットを紹介する」サービスから、自サイトを紹介し始めます。

 今、yahoo Japanの登録は、ビジネスエクスプレスという登録自体に50000円以上のお金がかかるものが主流になっています。このサービス自体はそれほど悪いものではないと思います。登録費を払っても宣伝したい企業は、たしかにあるでしょうから。でもそれも、本来の人間が審査したサービスが主に会って、有料登録を埋め尽くすぐらいの量があるなら、です。Yahooは今の登録サイトのうち、どれが有料登録でどれがYahooの基準で選んだものか公開していません。
http://dir.yahoo.co.jp/new/20040603/
 の、日付のところにYYYYMMDDDで日付を入れると、ここ数年のyahooの新着登録サイトが見れますが、非常に多くが「ビジネスと経済」(有料登録がOKなのはこのディレクトリです)に集中しています。

 現在のyahooの収益は、オークションやショッピングの収益です。広告収益が下がるにしたがって、ユーザーを自サイト内で完結させようとするサービスを、yahooは追加しています。今のyahooのサービスは、インターネットを狭くしようとしています。

 もう少しあとの世代のインターネット企業であるamazonやgoogleは、また違った思想の元、一貫したサービスを提供していますが、今のyahooは迷っている図が見れます。収益確保に迷う..普通の企業になってしまったようです。

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