騒がしい未来

無駄に元気な毎日を送っている、チームラボ所属 高須正和のブログです。最近はtwitterメインで更新中

東宝の優待券が入ったのだけど見たい映画がなく、特に予備知識もなく映画館で鑑賞。

なんというか、まことにつまらない映画でした。

第2次世界大戦末期の日本軍を舞台にしたSF風味のアクション映画..なのだろうけど、日本軍の兵士で潜水艦乗りとなっている俳優たちのリアリティがまったくない。
 まず潜水艦乗りなのに喋り捲る。きれいな標準語で。一応カタカナはあまり出ないけど、江戸なまりも会津なまりも出ない、出身地のまったくわからない言葉。私の話す標準語から、カタカナだけ抜き去ったような言葉。

ちなみにホンモノの特攻隊は(それぞれ21歳と19歳)はこのような言葉を書き残していた。

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(略)

 いよいよ待望の秋(とき)が来た。昭和二十年五月十四日薄暮より開始せられる菊水七号作戦中、特攻隊の最先鋒(せんぽう)を征(い)くのだ。男子の本懐これにすぐるものなし。睦重も、優しい敬愛する睦重もおれと一緒に祝福してくれ。おれは幸福だ。世界中ただ一人の最も優しい最愛の妻睦重と、どこまでも征(い)けるのだ。これからの生涯においていかなることがあろうともおれは断じて愛する睦重を守り通さんことを今固く誓っておく。

 暢明を信ずべし。信じうる者は常に強ければなり。

 歌心あれど歌なきをいかにせん。歌わんとするわが心中の歌を察せよ。何かおれに知らせたきことあれば作物に向かい述ぶるべし。睦重、畑におらばおれは作物の中におらん。

 睦重、これで失礼する。先にいくことを悪く思うな。許せ。ではくれぐれも身体に気をつけて一日も早く土になりきるよう、またご両親、祖父母様のお世話をよろしくお願いする。

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「神州不滅、信ずること厚きが故に、祈る心の切なるが故に、淡々たる心境にて征きます。我が父は神の父なり。我が母は神の母なり。降る霜の白髪となるも、清くおはしませ」
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 いいか悪いかは別として、「ローレライ」の劇中で語られる言葉とはまったく別だ。
しかも、艦長の浮上指示「メインタンク・ブロー!」はなんと英語。ドイツの潜水艦という設定だから、外国語なのはいいとしても、敵性語はないでしょ。

 言葉だけではなく、表情にしてもシーンにしても戦記ものの緊張感がまったくない。
ストーリーも、最後のほうのシーンになるにしたがってだいたい等間隔で人が死んでいく。

 日本人はもう、戦争ものを作らないほうがいいのかもしれない。戦争中の人を演じられる日本人はもういないのだと思う。
 あまりにハマるハリウッドの戦争ものを見るたびに、そう思う。それはいいことなんだろうけど。

やや遅れて到着。その後、仕事に戻らなければならないし、次の日から旅行に出発だからあわただしい参加。スーツだし、後ろのほうでゆっくり見ようと思ったのだけど、この日のLiveは素晴らしかった。

セットリストは後に公式サイトに上がるんだろうけど、

「神頼みより安上がり」「松葉杖の男」「最前線ララバイ」「零年エレジー」「無防備な女の子とドタ靴の俺」「アル・ファジュール(夜明け)」「不死身のポンコツ車」「見世物小屋から愛をこめて」「酒と共に去りぬ」といった、アルバムにまだ入っていない新曲ばかりのライブ。それぞれ、何度かライブで聞いたとはいえ、それほどノれるわけでもない。
(ただ、「松葉杖の男」「見世物小屋から愛をこめて」は名曲だと思う。一発でおぼえたし)

とはいえ、今回のライブは良かった。2-3曲目で、「ああここは笑いと 涙の舞台 切な過ぎて笑いながら毒を吐いてる」のアカペラコーラスから入る「風の市」、

ライブハウスを赤く染めた照明の中で、全員がこのジャケットのようなピースサインを
極東戦線異状なし!?
掲げながら始まった「極東戦線異常なし!?」で、「次の曲は、今日一番大声で歌いましょう!」と、掛け声が入った
「この惑星じゃ 今も子供らが 虫けらみたいに 「ママ」 と叫んで死んでゆく
 あの戦争を止めさせろ!」
「あのブッシュ シャロン みたいな類のゴロツキは 
 世界のあまたの唄が首根っこを押さえるぜ!」
のメッセージ、そして最後のほうになっての「雑種天国」…

なんていうか、「ウソのないロックミュージック」をたっぷり聴いた、という感じ。

中川敬本人が「どうせ俺ら、夏のアルバムが出るころには次のアルバムの曲やってるのや」と言ったとおり、ソウルフラワーのライブはたいてい収録前の新曲がメインだ。
 アルバム契約が怪しくなって、昨今みたいにフルアルバムが4-5年も出ないような状況だと、聴いていて厳しい部分もある。
が、そこまで含めて、おそらく反抗せずにはいられないのだと思う。ポーズとしての反抗、問題提起ではなくて、ロックミュージックにのみ許される純粋なエゴと、自我の開放。

「こういう時間がなければ、世の中に飲み込まれるよなあ」と、聴いていてつくづく思った。

長くうねるオンボロの道 ふらついても歩いてる
星空の下 ひとり 泣くだろう  そして 詩が生まれる
    中川敬 「おんぼろの夜明け」

スラッシュドットより。

http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/04/02/0251245&topic=105&mode=thread

ニフティcocologの伊藤さんも少し前にはてなに移動したし、何か日本のハック系の総本山になりそうな感じ。
ぜひとも一緒に仕事をさせてもらいたいなあ。

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