20050827_0902 台湾旅行記
2005年8月27日→9月2日 台湾旅行
8月27日 東京→台北 旅行初日 写真
同じ写真 flicer!
旅行記を書くのは久しぶりだ。今なんで書いているかというと、場所が台北で朝の4時、夜明けまでまったくやることがないからである。
台風に遭遇し、臨時臨時で移動を繰り返していたら、こうなった。
学生のころはよく、友人たちと旅行記を書いていた。高校のころは研修旅行のようなものが多かったし、文章好き・考えるのが好きな何人かで、定期的に小論文を書きあうサークルをするほど、ものを書くのは好きだった。ある者は椎名誠、ある者は本多勝一、はたまた沢木耕太郎や大倉にでもなったつもりで、仲間内でしか面白くない旅行記を書いていたものだ。
大学でも登山部だったので、部誌のために登山記を書いていた。昔の登山サークルは理屈っぽいところがおおく、自分はその残光を浴びていた最後の世代だったかもしれない。
暇ができたので、4-5年ぶりに旅行記を書いてみる。
※アップ時間は旅行当日深夜に合せてあります。少しずつ追加していく予定です。
2005年8月27日 旅行初日 日本→台北
唐突に夏休みが取れることになり、なんとなく海外へ行こうと思っていた。寸前まで沖縄・八重山に行こうか迷っていたが、チケットが比較的安く、行きたい国だった台湾に行くことへ。
旅行前の自分は、数ヶ月ほど心のどこかがおかしかった。仕事が忙しかったせい、三十路を過ぎると友人がみな忙しくなって、あまり話をしていなかったせい、などなどで、ちょっと舞い上がったまま数ヶ月をすごしていた。なんていうか、毎日が現実味なく過ぎていくような感じ。まるで名前を与えられていないエキストラのような毎日を過ごしていた。血液がプラスティックになっていくような感じ。
八重山に行ってひたすらのんびりするより、あまり経験しないような珍しいこと・厄介ごと、要は刺激が欲しくなって、台湾へ。
結局十分すぎるほどのハプニングに見舞われることになった。
チャイナエアラインで、午後5時ごろに台北着。あまりよい評判を聞かないチャイナエアラインだが、「エコノミーにしてもこれはどうよ?」と思われる席の狭さ(特に前後の間隔)以外は、特に問題なし。
出発寸前まで忙しく、飛行機の中で旅程を決めた。なんとなく田舎に行きたかった(まだだ沖縄に行く予定だった考えが残っている)のと、おそらく都会の台北は東京と同じようなものだろうと決め付けて、ローカルな色合いが残っていそうな東部・南部を中心に、台湾を時計回りに一周する計画を立てる。目的無き単独行なので、街にもう1日いたければ追加泊・通常なら次の街へ、と1日ごとに移動する計画になったが、とりあえず東部の観光拠点・花蓮に向かうことに決める。ガイドブックに載っていたラフティングに惹かれた。
乗った飛行機は台湾経由香港行き。つまり台湾と中国の間の直行便なわけで、中の悪い国同士を飛ぶ飛行機というのは、なんと言うかシュールだ。北海道と北方領土の間の便みたいに。
台北 中正空港で両替。前に行った香港以上の文明国で、両替上のレートはどこでも同じらしく、台北空港で両替。バスで市外へ。
学生のころ貧乏旅行ばかりしていたせいか、今でもついつい、宿を安いほうから取ったり、移動にタクシーを使えなかったりする。毛嫌いしているわけではないけど、自分ひとりのために運転してもらうというのが、どうも慣れなくて居心地が悪い。今回も、まるでバックパッカーのような旅行になった。
市内へ出たものの、まったく勝手がわからない。東京で感じた現実味のなさがまだ続いていて、思考がどうもリアリティに欠ける。しかも台北は暑く、空気が動かず、旅行に来た実感があまりわかない。さっさと今晩の宿でも確保すればよいところをなぜかTAIPEI101という世界最高のビルに登ることに。
展望エレベーターを待っているところに、仕事でお付き合いさせていただいているチームラボ猪子氏から電話。ありがたいことに、現地にいるチームラボのスタッフ広渡氏に、夕食を案内いただけることに。台北に戻ってくるのは最終日だが、会うのが楽しみだ。
TAIPEI101の頂上から見て、台北が盆地ということがわかった。風の抜けないわけ、空気の悪いわけもわかった。明朝早々に、台北を出ることに決めた。
しかし高さ500メートルを超える101、本当に高い!ビルからの眺めが、まるで航空写真のように見える。
展望ビルを降りたらPM11時を回っていた。24時間営業の健康ランドを見つけ、次の日早朝に発つのでちょうどいい。そのまま寝る。
台北の健康ランドは、打たせ湯が強烈で、まともに食らうとアザが出るほどだった。横向き・ナナメ向きのものもあり、まるで機動隊の放水を思わせる。
なぜか風呂内で話しかけてくる、ヤクザのような人(全身にすごい傷があった)がいて、「ヤンキースのターロワン(多分、台湾人選手)に似ている」と言われた。
健康ランドは非常に清潔で、ミストサウナや冷たい水風呂と常温の水部風呂などの風呂関係や、仮眠室のベッドが大きいなど、設備も整っていた。ラクーアのようなところを除いて、たいていの日本のランドよりよいのではないだろうか。
初日の食べ物
機内食
→いちおう中華料理なのが面白かったが、まあエコノミーの機内食ですから。
夕食 TAIPEI101地下街フードコート
→ゴーヤのスープ、ジャージャー麺、テンプラ(台湾語のテンプラは、日本のさつま揚げ)
セットもので110元ぐらい。
台湾料理の第一印象は、びっくりするほどの薄味。
台湾はしばらく健康ブームで、基本的に薄味なんだとか。首都のオシャレなデパートの食堂なので、余計に健康化しているのだろう。スープの味はほとんどトリガラの出汁で、それに大量のかつお節が入っている。和食といっても十分通じる味だ。
ジャージャー麺も、こちらの麺は日本のラーメンと違ってカン水が入っていないので、肉そぼろと小麦の麺という感じ。こちらは八角か何かでいかにも中華な味付けがしてあるが、薄め。
テンプラのみ、やや濃厚なソース(エビチリのソースに似ている)がかかっていた。
南国らしく、野菜の味が濃い。ワケギが香ばしくておいしい。
デザート 台北101地下街フードコート
総合豆花 60元ぐらい
特にデザート系は、漢字の意味がよくわからず、日本にもある豆花の「総合豆花」というものを注文。味のついてない豆腐のような豆花に、小豆と白いレンズ豆のようなものが入った豆尽くしの物がどんぶりに一杯出てきた。これで味付けが変わればチリビーンズである。味は悪くないが、皿に山盛りは飽きる。量も多い。残すと悪いので、必死になって食べる。