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12 月
横浜FCに負け、残念ながら2007年Jリーグの優勝はならなかった。今日の浦和は、勝ちに値するチームではなかった。よりによって鹿島に優勝をさらわれた。
残念だし、悔しい。でも、哀しみは沸いてこない。CWCはまだ残っているし、何より今シーズンの浦和の選手たちは、誇りに満ちたすばらしい戦いをしてくれたから。
でも、今、自分は泣いている。悲しくてたまらない。周りの席に座っている中高年サポーターと、手を取り合って泣いている。
試合後、ゴール裏からペットボトルの投げ込みがあった。発炎筒のようなものも投げ込まれた。それが許せない。信じられない。
怒るなら、ピッチに降りればいい。バスを囲めばいい。捕まるリスクを犯して選手に直接文句を言えばいい。なんで試合後のゴール裏、戦い終えたばかりの選手に、隠れてペットボトルを投げる?
ブーイングもほとんど飛ばず、自発的な We are Redsコールがはじまるなか、あのゴール裏がすべてを台無しにした。俺たちの仲間が、だ。
「威風堂々」 「好きにならずにいられない」 「We are Reds」、
勝てなくても馬鹿にされても掲げ続けた「Pride of URAWA」はどこへ行った。
周りの中高年サポーターは、泣きながらごみを片付け、CWCと来年の健闘を誓いながらピッチを後にしはじめた。
浦和は負けてふてくされるようなチームではない。負けることが実に似合うチームだが、何があっても誇りと愛を忘れないチームだった。
今日、俺たちは自らプライドを捨ててしまった。ずっとずっと、積み上げてきたものを。それが悲しくてたまらない。
これからまた、積み上げていくとしても。