ソフトバンククリエイティブ (2007/09/26)
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梅津氏の本を読むのは「マイクロソフト・シンドローム」「あなたはコンピュータを理解していますか?」(これは名著!廉価版の新書も出た!)「伝わる!説明術」に加えて4冊目。
amazonの書評でも書かれているとおり、仕事とはどういう処理なのか、処理全体を見通して早くするのはどういう行動をとればいいのかが、コンピュータそのものに精通した理系の人だけに、非常にわかりやすく論理的に書かれている。とても頭の良い人が、心を砕いてわかりやすく書いた本、という印象。
こういう本はたいてい、価格の何倍も価値がある。
自分より仕事のできる人を見ていると、その場その場で最適なことをすばやく選んでいるように見えるし、何をするか悩んでいる時間よりも、最適なものになるべく長く時間を使っているように見える。そのための、一度考え付いたもののフォーマット化・共有にも熱心だ。
とはいえ、自分がそうしようと思ってもあまりうまくいかず、いろいろ忙しく働いたように思うが、結果的にたいしたアウトプットを出していない時間が積み重なっていく。
この本は「どうやって仕事を加速するか」について、時間の使い方のチューニング、改善方法をわかりやすくまとめた本だ。
内容を本に書かれている以上に要約して、わかりやすく説明するのは難しい。
「頭脳労働をどういうものか分析して、改善するポイントを見つける技術、改善する技術について汎用化し、適用の方法例とわかりやすいように目安の数値をまとめた本」とでもいうべきだろうか。
本書の内容を実行すれば、結果として、「わからないものの見通しが立てられるように」なり、その分ムダな悩みが減って、仕事内容そのものに集中できることで、ストレスも減りそうだ。
実現できそうなところからはじめてみようと思う。
内容にはコンピュータに関するたとえが多い。そもそも本の内容が「”フェッチしてデコードして実行してストアする”という仕事のプロセスを以下に改善するか」というテーマで書かれた本なので。その意味でできればコンピュータに興味がある人が読んだほうが効果は高いと思う。
