今回は、8冊の本がプレゼンされ、うち
BEST SOFTWARE WRITING
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)
の4冊が、同数票でした。決選投票で、
BEST SOFTWARE WRITING
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
の3冊を購入することに決まりました!
ちなみに読書会で購入した本を置いておく本棚も作成しました。
できてまだ2週間ほどですが、5-6名の利用があります。
今回選ばれた本も、ぜひたくさん貸し出されるといいですね。
今回プレゼンされた本は以下の通りです。
「読んでみたい!」という投票が多かった順に並べてあります。
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投票 3
決選投票 4 購入決定!
ポール・グレアムなど、ソフトウェア業界に働く人の名言(あくまでジョエルが選んだ)が並んでいる。
ジョエルらしく、辛辣だが的を射た話が、一つのテーマについて5-6ページで並んでいる。
一つ一つのコラムについていろいろな読み方ができるので、味わい深く、読むのに時間がかかる
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トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン Jonathan Littman
早川書房
売り上げランキング: 3155
投票 3
決選投票 4 購入決定!
この本はIDEOという、デザインをコンサルティングする会社の社長が、「問題を解決するデザインとは何か」と、「どうすればデザインする発想ができるか」ということが書かれている本です。
発想力の強い人、論理的思考能力がある人など、いろいろな人がいる会社を、どうやればマネージメントできて、会議が回せるか、という本です。
ラボだと、デザインの会議をしていても、デザイナーが無理矢理論理的に話さないと、議論が成立しづらい。頭の中にあるトンガったものが、形に見せないと説得できない。結果、話し合って無難なものになってしまう。
この本に書かれているような点に気をつければ、よりクリエイティブな仕事ができるようになるのではないか。
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飯田 泰之
筑摩書房
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投票 3
決選投票 4 購入決定!
世の中の本、特にビジネス本はダメ本だらけです。新聞もデタラメばかりです。
大学で何かを専攻した人なら、そのジャンルに関する新聞記事を読むと、デタラメばかりに見えます。そういう経験をした人は多いでしょう。しかし、自分の専門以外の記事についてはそれなりにもっともに見えるはずです。しかしそれらのジャンルにも専門家はいるはずで、彼らからはその記事はデタラメに見えているだろうことは想像に難くないでしょう。つまり、専門家が見たらデタラメに思えることの集合体が新聞なのです。
この本は、そういう新聞のデタラメ、ウソを、予備知識なしで見分けることができるようになる本です。そのために、この本は5つのチェックポイントを提供しています。
(1)単純なデータ観察で否定されないか。
「反社会学講座」で有名になった、「少年犯罪の増加」という嘘とか。
(2)定義の間違いがないか。
たとえば、デフレ脱却はよく言われるが、よくよく彼らの主張を聞いてみると、経済学で一般的に使われるデフレという語と違う定義を使っていたりする。
(3)無内容または反証不可能な言説
「生きる力」とか、「国際競争力」とか。こういう言葉は定義できないし、反証もできない。こういう記事を信用するとムードだけに流されることになる。
(4)難解な理論の不安定な結論
最先端の理論は、逆に言えばまだ歴史の検証を経ていない不確かなもので、必ずしも信用できない。「最先端の理論では、地球の温暖化が進んで人類は滅びる」などの類。
(5)比喩とたとえ話に支えられた主張
もう、何も言わなくても多く出ると思います。「軍靴の音」とか。しかし、自分の考え方と一致する内容だと、意外にそのまま受け入れてしまうものです。
この5つを抜くと、実は新聞記事は読むところがほとんどなくなってしまいます。
最初のうちは、その新聞記事のデタラメを指摘する部分をゲラゲラ笑って読めるのですが、そのうち、常識と思って信じていたことがガラガラと崩れていく(「食糧自給率の危機」だとか)ので、不安や不快感を感じるかもしれません。
そのめまいのような感覚こそ、この本が単なる娯楽ではなく、読者に本当に役に立つ情報を提供している証拠ではないかと思います。
ちなみにこの本の第1章では、占い師がどうやって当てるのか、もっと正確には客の望むような答えを言うことができるのか(コールドリーディングとか)といった、(1)-(5)のそれを悪用して実践する方法が紹介されています。
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藤沢 晃治
講談社
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投票3
決選投票 2 購入見送り!
「意図を正しく伝えるための16のルール」ということで、道路標識やコンピュータのマニュアル、駅の路線案内などを例に、「誤解をなくし、スッとあたまに入ってくるようなアウトプットを作るにはどうするか」をわかりやすく書いてあります。
情報デザイン的な配置やカテゴリ分けの話だけでなく、文章の書き方などにも対象は及びます。
具体例、「なぜそうなったか」という抽象的な話、実践するためのチェックポイントと、内容を身につけ、応用するための本になっているのがよいところだと思います。
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サイモン シン
新潮社
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投票2
ロゼッタストーンに書かれた最古の暗号から最新の量子暗号まで、人類が触れてきたいろいろな暗号が紹介されている。
この手の本は、技術に詳しいが面白みのない専門書か、ストーリーは面白いが技術部分は曖昧な読み物のどちらかになりがちだが、この本は両者の良いところが両立されている点が素晴らしい。多くの暗号の詳細解説とともに、その暗号が