2004年09月02日
all aboutのコラム「心の病気」@
RSSリーダーに引っかかってきてたまたま見たall aboutの「心の病気」コーナーが、ちょっとひどい。 http://allabout.co.jp/health/mentalillness/中嶋 泰憲というヒトが書いてて、この人精神科医らしいのだけど、コラムとしてはとにかくひどい。 この「ひどい」には、「目的が間違ってる」と「手段がヘタ」とあると思うけど、前者が目立ちすぎて、目的がわからない。 人はみなそれぞれ少しずつ、あるいは大きく個性があるわけで、マトモ・マトモじゃないの間は、広くて深いグレーゾーンがある。心の病に関する誤解も多いから、話題にするには慎重にならなければならない、と思う。特に専門家は。 で、この人がひどいのは、その辺が無遠慮すぎる。ワザと無遠慮に書いて偏見を助長したいのか、ヘタすぎてこういう書き方しかできないのかわからないけど、どちらにせよ「専門家として、多くの人が読むところに書く」としては失格だ。2chとかに書き込むならともかく。 特に、この2つがひどい。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 異常な人格って、どんな人格?http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20021212B/index.htm ●人格異常とはどんなもの? 大きく3つに分類されます。 人格障害は一般に、一生を通じて安定しているので、治療して治すというわけにもいきません。 あの連続殺人魔は? 最近、お隣の国で連続殺人魔がつかまった事件、みなさまご存知ですか?金持ちの高齢者や出張マッサージの女性ら26人以上を殺害したというニュースには、声も出ないほどのショックを覚えますね。犯人は34歳の男。高校2年の時、窃盗で少年院に収監されて以来、刑務所を何度も出入りしていて、犯行後も「金持ちは反省してほしい。女性は軽々しく体を扱うものではない。」などと発言し、罪の意識が全く感じられません。これはまさに反社会的人格障害と思われます。 反社会的人格障害では傲慢で怒りやすい場合が多いのですが、表面的に魅力があり他人を引き付ける能力がある場合もあります。しかし、自分の為なら他人の事など顧みません。子どもの頃から問題行動が多いのは反社会的人格障害の特徴なので、そのようなお子さんは専門家に診てもらう必要があると思います。 精神科医が、対面したこともない人(殺人犯)を軽々しく「人格障害」呼ばわりするのは、不注意で済まされるものなのか?医者が点滴間違えるようなものではないのか? 「自分のためなら他人を省みない」「子供は問題行動が多い」のは、ある程度までは人としてあたりまえの姿じゃないか? 人様の頭の中身を軽々しく「これは不良品」と表する人が、精神を扱って商売するのは、セキュリティ意識のまったくない人がSEやるよりひどい。 「こんなのがあるぞ!怖いだろう!」と言わんばかりのコラムを専門家が書くのは許されて良いのか? トラックバック送りたくてしょうがないけど、うけつけてないので、コメントとしていくつか書き込んだ。 反応してくれるだろうか?
心の病に関する偏見・誤解を、助長してるようにしか見えないのだ。
1. 奇妙で風変わりなライフスタイルの人
2. 感情面が安定していない、いわゆる情緒不安定な人
3. 不安や恐怖を強く感じる人といった具合です。
反社会的人格障害とは?http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20040901A/index.htm
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どっちの記事も、デリケートな問題を扱うときの謙虚さがまったくない。ワザと無造作に書いてるんじゃないかと思えるぐらいない。
しかも、精神科医が人を指して、「殺人魔」と言っていいものなのか?人じゃなくて「魔」。
この人は「罪と罰」も読んだことなくて、「15の夜」も聞いたことがないのか?
「盗んだバイクで走り出す」ぐらいの若気のいたりは、正常なのか異常なのか?成人式で暴れる連中(大嫌いだけど)は、一生直らない「魔」の人なのか?
次のコラムは『 次回は吸血鬼伝説の元になったハンガリーの伯爵夫人の話です。 』
だそうだ。
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