2005年07月30日
コラム107.著作権団体の無意味さ@
結局満足できそうなものが見つからず、予算の倍も払ってipod phot 60Gを購入したとたんにこんなエントリが。 このひとたちは……何も変わってないのね - パースペクティブ・アイ [ITmedia オルタナティブ・ブログ] どうやら、「録音可能な機器・メディアを販売すること」すべてから保証金を取っている団体から、HDDプレーヤが保証金を払っていないことに対するクレームがついたようだ。 どうやら平成15年には、「7343人の実演家に平均5万5693円」が付与されたそうな。自分の知り合いの平安隆さんも永原元さんも凄腕のミュージシャンだけどこんなのもらってないって言ってたぞ。だいたいこの補助金、合計しても4000万円足らずである。 よい音楽の作り手にお金が行くことは大事だ。が、音楽を流通させるしくみはどんどん進化していて、ミュージシャンはそれを肌で感じている。CD以外に、ゲスト出演やったりインストアライブやったり、レコード会社を超えてミュージシャン同士が直接演奏したり協力したりする動きは高まっている。 むしろ音楽業界は、ミュージシャンのサポートをするのでなく、邪魔をしている。 プロのミュージシャンは、フラッとその辺で演奏して、その感想を書く自由がない。仲間のミュージシャンと一緒に写真とって公開する自由もない。 街頭ライブやパブでの演奏をおおっぴらに告知できなかったり、セットリストを公開できなかったり、それは音楽の周辺業界が、音楽の邪魔をしているからだ。 wwwサーバー立てるのにいちいち許可が必要だったり、そもそもapacheのインストールに許可やお金がかかるのであれば、インターネットはこんなに進化しなかった。メーラーもブラウザも無料でよいものがいっぱいあったから、メールもインターネットも普及した。 金額の多寡が問題なのではない。「お金にまつわるいろいろな面倒くささ」が問題なのだ。音楽や娯楽を、不自由なものにしないでくれ。音楽の作り手も受け手も、そんなものは望んでいない。
記者会見開いたり「理解促進のためにポスター出す」といっている彼らの給料はいったいいくらなんだと言いたい。
アーティストが直接blogを書いたり、サイトの運営をしたりすることが最近多いが、セットリスト(曲目表)が書いてあることは稀だ。カジュアルに近いライブだと、昔から好きだった曲をカバーすることが多いけど、いちいち演奏許可だの何だのを取っていられないので、演奏してもセットリストを公開できない。
画像処理が、面白い割りにそれほどやる人が少ないのは、フリーでよいソフトが少ないためでもあると思う。面白いロゴデザインやポップアートが出てこないのは、生み出す環境が不自由だからだ。
もちろんソフトも生産物だから、photoshopみたいな「最上級品」には、お金を払うべきだとは思うけど、登竜門としてフリーで使えるものが少ないのは厳しい。
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