2005年08月14日

メタリカ -真実の瞬間-(ドキュメンタリー映画)@

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渋谷 シネクイントのみの上映。
http://www.paramount.jp/metallica/
メタリカのニューアルバムは、5年ぶりとなった。
5年間といえば、ワールドカップがヘタすると2回来る。音楽シーンも一回りしている。「互いの顔も見たくないほど」だったミュージシャン同士が、エゴ・アル中・音楽的な煮詰まりといったカベを乗り越え、セラピストやリカバリ・プログラムの手助けを受けて、ニューアルバムを出すまでのドキュメンタリーである。

非常に興味深いロック映画であり、内幕モノとしてもドキュメンタリーとしても面白い映画だった。見ていて何度かサッカー映画の傑作六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメントを思い出した。

エゴを出す、自分を出すのが商売のプロのパフォーマー、しかもロックミュージシャンが何人も集まって運営されているのがバンドやサッカーチームだ。しかも、試合や相手があって、いくつかの枠組みで成立しているサッカーチームと違って、バンドは活動する・しないの締め切りがない。

昔だったら間違いなく解散しているだろう。またはエゴに振り回されて、ろくでもないアルバムを作ったに違いない。

プロデューサー、セラピスト、マネージャー、それぞれの家族..メタリカには何人もの「もう一人のメンバー」がいた。
それがロックンロールバンドとしてどうか、とも思う。セラピストが常に付き従い、アルコールを抜くのがロッカーかとも思う。自分がメタリカを、アルバムをある程度買っていても、「大好き」とは言いづらいのは、エネルギーやパワーを感じても狂気を感じないからかもしれない。

が、このドキュメンタリーはそうした今のモンスター・バンドの様子を、よく切り取っている。これもロックンロールだ。文句なしに面白い。

 

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