騒がしい未来

サッカーやインターネット、旅行、日々のお仕事など、普段思ったことををつらつらと書いていく、高須正和のブログサイトです。 さいきんはtwitterばかり。

 さいスタで観戦。見ていて今期最もアドレナリンが出た試合だったかも。
正直、まだ平常心に戻れない。

PK戦時のゴール裏はすばらしかった。まるでチャンピオンシップや去年の最終戦のように、We are reds!の声は屋根から降ってきた。

でも、今日はなによりも選手が魂を見せた。
完璧なトラップとシュートを見せ、何よりも魂を見せたワシントン。
全身ボロボロになりながら、最後のPKを決めてまっすぐ歩けなくなった阿部。

見ていた自分は、何度かあきらめた瞬間があった。
浦和は、圧勝ではない、気持ちで勝つこういう勝利を何度もしてきた。
チームは本当に強くなった。

 

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「ここは全力」など、味方向け指示ボードを見ながら応援していた城南サポ(統一教会信者)たち。
終始不気味だった。

 厳しい試合でした。

 が、この試合の観戦記はもうこのまま浦和御殿を引用してしまいたい。

【観戦記】浦和 2-1 大分
http://redsnowman.cocolog-nifty.com/urawa_goten/2007/10/post_697e.html
怒怒哀哀が目一杯詰まった駒場スタジアム。

 浦和がJリーグを代表する強豪になった今でも、駒場で一方的に押し捲られる展開になるとあの日の、あの時の悪夢がフラッシュバックしてしまいます。

 サイドを何度も破られる。ラインが下がって中盤のプレスが効かず、際どいミドルシュートを撃たれる。最終ラインでかろうじてボールを掻き出すもこぼれ玉はことごとく相手に拾われる。

 選手は精一杯頑張って必死に耐えているのだけれどもあと一歩及ばず、ついに堤防決壊。Vゴール制度のあった頃はそんな試合が少なくありませんでした。

 早々と先制したけれども、その後はほぼ一方的に大分の攻勢に晒されて後半に同点に追いつかれる嫌な展開。弱かったあの頃ならそのままあっさり逆転されて、下手をすれば1-4くらいで負けていたと思います。

 しかし、今の浦和は違う。疲労困憊のため運動量で完敗し中盤で劣勢に陥って良いように振り回されても、最後の瞬間で相手のシュートをブロックする強力DF陣がいる。DFの網の目を潜り抜けてきたシュートを間一髪かつ確実に防ぎきるGKがいる。そして劣勢を耐えに耐え、そして数少ないチャンスを確実にものにするスーペルな攻撃陣がいる。

 この観戦記を見ていて、いくつもの思い出が回りだした。サッカーチームは歴史を積み重ね、ますますかけがえの無いものになっていく。

 駒場になると、いつもそうそうチケットが手に入らない。ヤフオクで大枚はたいて、年にほんの数試合観戦するのがかつての駒場だった。
 年にホーム参戦はせいぜい2-3試合であとはTV観戦と国立のアウェーゲーム、そんな腑抜けたサポだった自分にも、駒場には苦い思い出がいっぱい残っている。
 福田の復帰戦のヘディングゴール、10.14の市原戦、負けて優勝を決めた名古屋戦みたいなすばらしい思い出のほかに、それよりもずっと多く、札幌時代のビジュに決められたJ2での戦い、オフトも福田も最後だった天皇杯湘南戦、駒場はいつも憂いに満ちていた。

 今年の10月5日も、昔と同じように駒場をTVの向こうに見ていた。TVで見るレッズは、昔よりもはるかに強く見えた。

 最後に、契約が微妙なワシントンについて少し。
 今日の2点は、どちらもスーパー極まりないものだった。スタンドに向かって走り出し、ユニフォームをわしづかみにした姿には胸を打たれた。たぶん今日の2点を、自分はずっと忘れないだろう。
 できれば来年も、浦和のワシントンが見たい。

PK,キーパーは川口。

キッカーは俊輔、遠藤、駒野、高原、中澤。

なんで阿部が蹴らないのかと思ったら、この6人は、

前のワールドカップでオーストラリアと当たった6人だ!

よく勝った。PKの間、周りの家から歓声が聞こえてきた。
ムチャクチャテンションが上がった。
いまいちだった試合内容(でも、個人能力が高い相手に決定機を作らせない、
高いレベルの試合運びだとは思うけど)なんか、どこかに飛んでしまった。

テレビ観戦。ここ3試合の安定した試合運びに感服。

浦和勝利も、スコアは1-0。
浦和の得点はセットプレーのみ。浦和の得点はセットプレーのみ。
相手シュートは10本。浦和は8本。

ネットの速報だけを見て判断すると、グダグダの展開から1点とって逃げ切る、去年の浦和パターンに見えるかもしれない。

が、A3を終えたあとの東京戦・神戸戦・清水戦は、去年や今年の中断前とは、まったく違うゲーム運びになっていた。

3試合とも、コーナーキックの数は浦和のほうがはるかに多い。決定機も浦和のほうが多く、浦和の攻撃はだいたい、決定機かその2つぐらい前の状態を生んでいた。

今年の浦和も、前が仮になる時間は非常に少ない。というか、相手が自陣にいつも5-6人ないしそれ以上の人数を残している以上、人数を多くかけての攻めはそれほど意味がない。スペースがなくなるだけだ。そういう相手にはボールを持たせ、前に蹴らせ、ボランチあたりがボールを持ったところでサイドに追い込んでボールを奪う。相手が前に出てこないうちは、たいしてプレスをかけない。中盤まで来た時点で一気に奪う。

リスクをコントロールし、無理な奪い方をしない。ここで奪ったら絶対にチャンスになるシーンでは強烈なプレスをかける。自分が奪われたボールは死ぬ気で追う。でも、90分プレスをかけ続けるようなサッカーは志向しない。啓太や阿部は走り回るが、プレスのために前線まで出て行くようなことはしない。

攻撃も、リスクをコントロールした上で最大限の成果を上げる。
速いパス(スピードも判断力も)、正確なボールの受け方(ボディーシェイプもトラップも)、開いたスペースにきっちり走りこむセンス・考えの3つがあれば、6対3や6対4の数的不利でも充分に決定機を作れる。
そして、浦和の前線のワシントン・達也・ポンテの3枚は、いずれもそれを持っていて、
これまでの試合で数的不利な状況から多くの決定機を生んでいる。
J1第5節:ポンテ(浦和)(Jsgoalの動画)
なんかが好例。このときにはまだ達也がいないけど。

攻撃はこの3人を中心に、両サイドのどちらかか、長谷部の攻撃参加あたりで構成される。両サイドが起点になる場合が多いが、それまでにバックラインとボランチの間で何度もワンタッチのパス回し・大きなサイドへの展開が行われて、「前線か両サイドにフリーでボールが渡り、前に大きなスペースがある」(たいていサイド)状態になると一気にスピードアップするシーンが、この3連戦ではたびたび見られた。

結果、相手は「決定機は生まれないのに、浦和の決定機は何度も訪れる。
エリア付近でのミドルは打てるし、持とうと思えばボールを持てるけど、相手を崩せない」
ままで試合をしなければならない。相手陣内にスペースのない状況で無理に選手を上げると、効率的ではない上にカウンターが待っている。ラインの裏を狙おうにも、FWとパスの出してには確実にタイトなマークがついているし、高さで浦和の最終ラインを狙うのは難しい。

これで、FWの精度が上がれば、3-0や4-0といった試合が立て続けに見られるのだろう。この3連戦、超決定機を外す達也やワシントンを何度か見た。それでも、セットプレーなどで点は取ってしまう。

この3連戦、東京・神戸・清水とも、こういう状態だった。ガンバや川崎なら、真っ向勝負でこのリスクコントロールを壊せるのだろうか?
「リスクを犯さない」わけではない。選手個々はチャレンジして、マーカーを置き去りにして前に出るし、マッチアップしている相手をほっておいてパスカットしてカウンターをしたりする。そこはリスクチャレンジの代名詞、日本代表とさほど変わらない。
が、誰かがチャレンジすると、誰かはケアしている。坪井はだいたいケアだけだが、啓太や阿部・ノブヒサといった選手はチャレンジもケアもする。
前線はタテにかなりリスキーな勝負パスを狙う。が、ワシントンのポストや達也の動き出しが、そのリスクチャレンジを成立させてしまう。
特にココ3試合のワシントン、点こそ取っていないが、マークが何人ついていてもワンタッチで急所にパスを出してしまう。「通れば決定機」の、まさにFWのパス。これが達也やポンテに何本か通り、必ず決定機を生んでいた。このワシントンの一面が見れるのは、今年からかも。
清水戦で珍しく長く出場した細貝も、前線までボールを運ぶ積極性を出して貢献していた。

そこに、「選手がそろっていないのに一発で行ってかわされる」や、「前が詰まってるのに前がかってカウンター食らう」といった、無理なリスクチャレンジはない。レッズはプレーに関与しない選手が、非常に少ないサッカーをしている。

次の磐田戦、ただ勝つのでなくて、ポンテ・トゥーリオ抜きでこういう試合運びができれば、今シーズンも優勝が見えてきそうだ。

久々のJリーグ、生観戦。

ピッチの遠い味スタとはいえ、浦和サポとしてはほぼ快心の試合でした。
メンバーは、自分の個人的にもBESTと思われる4-4-2

–達也–ワシ—
相馬——ポンテ
–長谷部-啓太–
阿部-闘-坪-ノブヒサ
—-都築—–

この編成をあまり見なかったけど、このメンバーでのレッズは
とにかく強い。ラインは高いけど、裏は阿部と坪井がフォローして危なげなく、
達也をはじめとして全体のプレスもよく効く。
前後のポジションチェンジはまだ少ないけど、
安定したボール回しと一気にスピードアップする攻撃は、
回数はさほど多くないものの迫力充分。
ワシントンも、コンパクトな陣形のおかげでサポートが多く、
シンプルに周りを使う展開が増え、より脅威となりつつあります。
特に前半はFCにロクに決定機を作らせない(苦し紛れのミドルは多かったけど…)
快心のゲームだった。

後半も、いつもなら2点取ったところでグダグダになるところが、相手にボールを持たせつつ
要所をしっかり締める。

長い距離を走ってサポートに行ったポンテと、シュートしたワシントンがピッチ上で
どつき合い(吹っ飛ばされた達也に笑った。TVではいちばん激しいシーンがスルーでしたが)
をする、都築が国見の後輩平山を怒鳴るなど、闘志も充分。
運動量をさほど上げなくてもゲーム支配はできる、なんというか力の差を見せつける
展開でした。

ガンバ追撃を!
闘莉王は大丈夫だろうか?

ホーム・アウェーの選手紹介まで英語。
ハセヴェとかモニウァとか言われて何がうれしいのか。

しかも、充分あいてるのに当日券なし。
スタジアム外では若年無職っぽいにわかダフ屋が
シーチケ売ってたけど、何か配慮があるんだろうか。

味スタ参戦。達也の復帰戦だ!
しかし味スタのこのピッチの遠さ、野暮った英語の場内アナウンス(野球臭い、、、)は何とかならんのか。

とりあえず久しぶりの勝利。
この試合では、組織的な守備が非常に機能した。開幕当初よりは深め深めのラインながら、
クロスを上げさせてトゥーリオに跳ね返させる守備でなく、ボールの出しどころ・フィニッシュに出す
何人か前で、組織的に多重プレスをかけ、ワシントン・小野・ポンテに預けて全体を
前に運んでいくプレーがだいぶ機能してきた。

正直、柏戦前半や甲府戦など、「よりよい勝負」はもっと他の試合にあったし、
今回の試合で選手が口々に「内容がよかった」と言っているのは、
「単に勝ったから」という気もするのだが、
勝ち続けることでかつての「勢いはあるけどモロい」というチームカラーから、
新しいチームカラーを作ってきたイレブンには、この勝利は大きかったのだろう。

復帰後だいぶフィットしてきた相馬、小野・ポンテ・相馬と起用することで低下する中盤の
支配力を確保すべく走り回った阿部と啓太、大人のゲームを演出する上で非常に効く小野、
なにより相変わらず絶好調のポンテと、やっと「らしい」ゴールを決めたワシントンと、
選手の個々がだいぶ目立ってきた。

連動した攻撃は、まだエリア前ぐらいで意思が合わず、つぶされてしまう。が、
だいぶ攻撃の通じる範囲が高くなってきた。
意図せざるリスクの発生も、だいぶ少なくなってきた。

おそらく、夏休みに入るころまでには、「臨機応変」を絵に描いたような、
昔のジュビロのようなサッカーが見れるのではないだろうか。

しかし、残留争い。まさか第12節からいきなり火がつくとは思わなかった。
「案の定」といえるのは横浜FCぐらいで、
大宮もジェフもガスも大分も甲府も、このまま終わるチームではない。
優勝争いも残留争いも、2ゲーム近い差(勝ち点5とか6とか)がつくのは、
おそらく今年も30節過ぎになるのだろう。これから、長い長いシーズンの
中盤戦が始まる。

レッズはまあまあいい入り方ができたようだ。

 これまでギリギリでしか行った事のない埼玉スタジアム2002(以下埼スタ)に、キックオフの3時間前に行った。
 「浦和VS鹿島アントラーズ3000人応援バスツアー」の受付のために、初めて埼スタに早く行ったのだけど、埼スタなら1日つぶれる。

 スタジアムの周りは広い公園になっていて、ブラスバンドや出店が出ている。
広い芝生の上でボールを蹴っている人もいる。

 順番待ちのサポーターはすでに3時間以上並んでいるのだと思うが、殺伐とした雰囲気はない。
長い付き合いのサポーター同士で、弁当を食べながら盛り上がっている様子。
浦和の試合はこうして始まる。

 これなら毎週、来る人がいるのもわかるし、雨だと入場者数にかげりが出るのもわかる。
この人たちにとってフットボールは、スタジアムの中だけじゃないのだろう。

 新潟サポーターはかなりの人数が来ていた。スタジアムの外には、見た事のない数のバスが止まっていた。
オーロラビジョンの下まで相手サポーターに埋め尽くされたのは初めてかもしれない。声も良く出ていた。

 残念ながら試合はかなり大味。永井スタメンのときに比べて、達也のほうが決定力があるぶん、チーム全体として「前の何人かで決めてくれ」というサッカーになるようだ。

 大分戦に続き、チームとしての調子はそれほど良くないのだろうけど、前線の決定力でしっかり決めてしまった。
 達也はまだチームにフィットしていない印象。細かいところでパス交換の意思疎通にズレが見える。こうしたところは多分慣れで解決するしかなくて、最初パスが合わなかったアレックスは今ではきっちりフィットしている。
 パスがきっちり回る、敵陣で長い時間をかけて波状攻撃ができる、と言った部分では永井がスタメンのときのほうが、見ていて面白いサッカーになる。が、チームとしての強さはまた別なのだろう。達也のほうが点の取れる気配はする。エメルソンとの連携は試合ごとに良くなっているようで、あと1試合もすれば去年のように完璧になるだろう。
 混乱した相手DFが、オウンゴールを重ねたこともあって4-1。しかも課題だったセットプレーからきっちり決められたのは大きかった。
 完全ではないながらも勝つ、ちょっと勝ち癖がついてきた。攻撃としては後半の方が面白い攻めが見られたのも、息切れしがちだったレッズとしては頼もしいところ。

試合後、退場した山瀬の今季絶望(ヒザ十字靭帯断裂)を知る。レッズだけでなく日本の未来を担うフットボーラーとして、彼が1年近くトップフォームを取り戻せなくなるのはなんとも無念だ。
 トラップ、プレス、パス、ドリブル、シュートとすべてにレベルが高く、場面場面でのプレーに迷いと間違いがなく、しかも古典的な日本人プレーヤーと違ってプレーに連続性があり、
 「プレスをかけてボールを奪って逆サイドにサバき、ゴール前まで走りこんで逆サイドが運んだボールをダイレクトでFWに叩いて決定的な場面を演出し、なおかつそのコボレ球に詰める」
という、運動量とインテリジェンスにあふれたプレーができる逸材。浦和で唯一演出ができる、まさに「浦和のキング」。司令”塔”として佇むのではなく、トップスピードに載ったまま指示をする、戦う浦和のキング。

 なんとか、トップフォームでの復活を。世界でも最高の医師にケアしてもらえるよう、球団は頑張ってほしい。

 そして、ますます厳しくなってしまったけど、なんとか優勝を。

1stステージ3試合目。これで3試合丸々、
会場だったりサッカーバーだったりでリアルタイムで見ていることになるけど、
2ndステージのレッズの試合はどれも一晩眠れなくさせるほどの興奮に満ちている。

磐田はベストじゃなかったかもしれない。でも、強かった。レッズはその磐田をほとんどの時間帯で押し込んだ。磐田を押し込めるのは、強いいくつかのチームに限られる。

磐田はそれでも負けない。山本オリンピック監督の言う、「相手とこちらのペナルティエリア内での強さ」を、日本で一番持っているのは間違いなく磐田だ。チャンスが1回なら、その1回で決める。相手のチャンスが何回あっても、点はそうは取らせない。

レッズはその磐田を、堂々たる力勝負で寄り切った。薄氷の勝利ではない、ロスタイムに磐田から勝ち点を取れるのは、昨年の2ndマリノスのような、「優勝する力のあるチーム」だけだと思う。
試合結果
http://www.jsgoal.jp/result/20040100020120040829_detail.html

選手コメント
http://www.jsgoal.jp/club/2004-08/00011103.html

監督コメント
http://www.jsgoal.jp/club/2004-08/00011101.html

2004 1stステージの最終戦。来シーズンから1ステージ制になるから、最後の1stステージになる。
最後の1週間は因縁のFC東京。
 東京とは、こちらがJ2に落ちているときに、変わりにJ1に上がったチームでもあり、埼玉県のチームということで東京には妙な対抗意識のあるレッズとしてはまず負けたくないチームでもあり、何よりレッズの昇格後リーグ戦1分5敗と徹底的に分の悪いチームでもある。

試合前、パジェロのデカ旗が公開され、ちょっとジーンと来た。三菱の不祥事はともかく、サポーターが三菱の親会社体質にムチャクチャ嫌気がさしているにもかかわらず、こういうときにメインスポンサーに感謝の気持ちを表すのは、いかにも浦和レッズらしくてよいと思う。レッズに与党は似合わない。J1の黒字、多量の観客動員があっても、「異端児」であってほしいと思う。
 試合前のムービーはこちら(reds-401)。

試合自体はムチャクチャ荒れた試合になった。東京はここ6戦無敗とはいえ、何よりメンバーが落ちており、ジャーン/金沢/ケリー/石川といない。特にジャーンと金沢がいないのが致命的で、最終ラインのストップ力がまったく落ちていた。

浦和は今年初めての布陣。
FW  アレックス  田中  永井
MF 平川  山瀬  長谷部  山田
DF   内館  トゥーリオ  坪井
GK         都築

 中盤はボックスではなく、フラットに4枚が並ぶ。前の3枚もポジションチェンジを
繰り返していた。

自分の見た限りだと、3トップの左に入ったアレックスがどうにも使えなかった。点は取ったのだが、ボールをもらうととにかく足元で1回止める。判断力に問題があるのか、アレックスがボールを持つとそこで一旦攻撃が切れる。守備でもいらないファールでピンチを招いていた。「一芸」以外の部分を磨かないと、このままくすぶっていくのではないだろうか。
 山瀬・長谷部のMF組みも、両サイドとの連携が少なく、守備への貢献はあるのだけれどもアタックが少ない。最終ラインまで来ないとボールが取れない。この試合に限っては、あまり機能していなかったように思う。ボールが自分たちのポゼッションでクルクル回れば面白いのだろうけど、今のレッズはそういうチームではないし、特に山瀬の魅力が消えるように思う。

FC東京はとにかくタテに来なくなっていた。トップ下の3枚でボールが回るのだが、高い位置でのプレスが来ない。タテに1本、シンプルに攻めるのではなく、妙にボールをまわす姿が目についた。

 何より試合のクオリティを下げたのはイエロー10枚を配った審判だ。FC、レッズ、どちらのサポーターも今日の穴沢主審を評価しないと思う。下手な審判の典型だったように思う。
 イエローの基準があいまいで、しかも出すタイミングが遅い。技量がないのをカードの量でごまかそうとするから、選手もイエローをもらって反省する気になれない。
 退場した茂庭・田中達也とも、特に反省はしていないのではないだろうか。
 とはいえ田中達也は、なぜこんなに審判に抗議するキャラクターになったのだろう?代表でもレッズでも、審判への抗議が目立つ。ここでエメルソンがどんどん大人になっているのに大して、達也は感情表現が幼くなっているように思う。
 FCも審判への抗議が目に付いた。今日の審判ではしかたないかもしれないが、レッズ・東京とも、審判への抗議はキャラクターが違う。
 芸風はなるべく確立してもらいたい。

この試合のエメルソンは、いつものように神だった。
普通のサッカー選手、特にストライカーは、年に数度だけ神になる。
でもエメルソンは、たまに人間に戻るだけで、いつも神だ。
エメルソンの一番の魅力は、90分ゴールを狙いつづける精神性だと思う。
ただ、昨シーズン末ぐらいからのエメルソンは、痛めた足を庇いながらプレーする姿が目立った。今日もエメルソンは、苦しい顔と痛んだ足をさらしながら、90分走りつづけた。

前半はエメの2ゴール。アレックスの不用意なファール(エリア内で相手ユニフォームを引っ張った…しかもとっさでなく、狙って)でPKの1点を献上しながら前半を終えた。30度の暑さと湿度の高さで、レッズの足は後半15分で止まった。30分、プレスをサボり、フリーランニングをサボるチームが勝ったためしはない。エメルソンだけがゴールを狙っていたが、チームは同点に追いつかれ、ロスタイムに決勝点を献上した。

このサッカーの延長線上に優勝はない。上位もない。勝っていると気が抜けて逆転を喰らう歴史を、レッズは繰り返してきた。止められたのはオフト監督の堅実なサッカーだけだが、オフトもセレッソ戦で大逆転を喰らっている。

チームそのものの芸風なのか、特定の誰かが悪いのか、練習やシステムに問題があるのか…昨日の鹿島を見ているだけに、お気楽なサッカーが鼻についた。トゥーリオも今日は、その流れを止められなかった。

最終節、エメルソンは出場停止。今日のイエローもはっきりと濡れ衣だった。まるでピクシーの受けたイエローを思い出す。

次節、私は東京スタジアムに行く。エメルソンに「お疲れ様」を言いたい。試合に出れないエメルソンも、試合後のピッチ一周には参加してくれるだろう。
そのとき、ウイニングランであることを切に願う。

最初は、単にサッカーゲームで強いからという名前で好きになったオランダだけど、その後も「キャラクターに強烈な選手が多い」という理由で追いかけるようになった。

まず、もう代表から引退してしまったけど、「飛べないオランダ人」ベルカンプ。この人はここ(UG Files)みたいにプレーもすばらしいのだけど、何より「とにかく飛行機に乗れないという理由で2002年ワールドカップ代表からは引退」(予選突破しても日本にこれないから)、所属しているイングランドのアーセナルに移籍したのも、ユーロスターの鉄道が通ったからで、アーセナルがチャンピオンズリーグでウクライナのチームとやったときには、「ウクライナまで車で行った」というアホタレです。車のほうがよっぽど危ないだろうに。
 しかもその試合では控えでプレーせず。ワールドカップでもそもそもオランダが日本にこれず。

毎回オランダは何をやっても「オチがつく」チームで、ほぼどの大会でも実力出せば強いのに、チーム内でゴタゴタ(たいてい白人組と黒人組のケンカ)が起きてコケるパターンを繰り返しています。
そう思ってチームを見ると、ディフェンダーのスタムなんかはネオナチにしか見えなかったり。そういえば南アフリカアパルトヘイトの中心になったのは、ここからの移民のボーア人でした。
それに、まるでマシーンのようなダーヴィッツ。サッカーぶりも、ガンガン勝負し、ラインを上げ(センターバック足遅いのに…)、パスをまわしまくる(そして、大事な試合ではプレスを喰らってカウンターであっさり負ける)、見ていて楽しいサッカーをしてくれます。

もちろん、実際には「南アフリカのボーア人がアパルトヘイトをしていた」のと、今のオランダのメンタリティーは結びつかないのでしょうし、実際のオランダは自由と福祉のリベラル国なのですが、どうも代表を見ていると選手もアツいキャラクターが多いみたいで…とかくネタが多いチーム、レッズとやや共通項を感じて、いつも応援しています。

というわけで、チェコ・オランダ戦は楽しみに見ていたのですが、見事にやられてくれました。2-0リードしていた状況での、チェコの1点目。オランダがなんでもない自陣のパス交換してるところを、見事にインターセプトされてそのまま喰らった1点目。
しかも、それでリードがたった1点になったところで、なぜか守備の選手(ボスフェルト)を投入してやや逃げモードに入るオランダ。
 イタリアが同じ事やるならともかく、オランダがそれで勝てるわけがありません。案の定、後半43分に逆転のゴールを決められて敗戦。

 これでグループD,オランダは勝ちゼロで最後の試合なので、そうとう苦しくなってしまいました。

 鹿島との最終戦。あまりに感動的な試合で、ゆっくり書こうとすると
何日がかりにもなってしまいそうなので、速報。

 鹿島に2点目を決められて倒れこんだ都築、うまくいかない展開、
永井投入後オフトJリーグ最終戦で見せた、オランダスタイルの3トップ
(両ウイングは張りっぱなし、ボールを持ったら必ず勝負!)、
足を引きずってて、いつもの鹿島の汚いマークでキレそうになった
エメが、耐えて耐えて決めた同点ゴール、ゴールが決まった瞬間
倒れこんだソガハタ、秋田…

 試合後の、鹿島サポーターが誰もいなくなった埼スタでの
オフト・ヤンセン胴上げ…

 最高の試合でした。

 スタジアムで大泣きしてしまいました。

 残念ながらテレビ録画に失敗して、試合の最後5分でテープが終わった
(まさに、あの5分で!)、Reds NAVIともに録画しそびれたのが残念。

 もしもどなたかビデオ録画していたら、貸していただけると助かります。

 私はなぜか録画運がわるくて、
ナビスコ決勝録画失敗
ヴェルディ戦録画失敗
清水戦成功
名古屋戦成功
鹿島戦 最後の5分だけ失敗

 と、いいシーンに限って取りそびれています。

浦和赤っ恥!9人相手に完敗!これぞレッズ!
首位を行く浦和レッズは、静岡のアウェイに6000人ものレッズサポーターを集め、相手に2人の退場者を出す圧倒的な展開ながら試合終了間際でカウンターを食らって負け。
次の日あっさりジュビロに首位を明け渡す勝負弱さを見せ、レッズの醍醐味を披露した。


 あらやる人、メディア、その他諸々のところで書いてあると思うけど、永井がヤバい。インタビューなどでの受け答えも覇気がないし、でるたびに自信なさげにプレーしているのがよくわかる。
 エメルソンが出場停止になるこの清水戦・名古屋戦が永井にとってもレッズにとっても正念場になるわけだから緊張もするのだろうけど、それにしてもやばい。
 試合前のレッズはゴール30メートルぐらいのところから一度サイドにはたいて、リターンをシュートする練習を行っていたのだけど、その練習ですら、永井のシュートが1本も枠に飛ばない。ダイレクトで打ったものだけじゃなく、きっちりトラップしたものも枠にいかない。キーパーに取られるとかポストやバーに当たるというわけではなく、本当に枠に行かない、よく言う宇宙開発が多いのだ。

 もちろん練習だからノーマーク、ノープレッシャーの状況でだ。シュートが入るたびに拍手をしているサポーターもザワザワしはじめ、結局練習が終わるまで、永井は1本も枠にとばせなかった。

 スタメンは ここ。(J’s Goal)
 清水は市川・アレックスの両翼が出てない。でも、森岡が復帰した最終ラインと、前の澤登(ただいま絶好調)・トゥット・アンジョンファンの3人は出場。
 浦和は現時点でのベストメンバー。エメ様・ニキフォロフが出場停止だが、ここ2試合で9点も取ってるし、まあ数点はとれるだろう。長谷部を先発でみれるのはむしろうれしいな、ぐらいに思ってました。この時までは。

 浦和ボールで試合開始。のっけから山田暢久が全開。対面する右サイドの平岡をテメーじゃ不足だ、アレックス呼んでこい!とばかりに子供扱い。啓太とのパス交換で、何度も清水ゴール前に進出する。2人がかりでないと止められない。
 簡単に抜けるとわかるや、マッチアップで向かい合ったときから明らかに「抜いたらどこにパスを出そう」しか考えていない。目の前に相手DFがいながら、それを完全に無視しているのがスタンドでもわかる無礼プレーっぷり、やはり暢久はただ者ではない。
 5分に早くも切れ込んでシュート、11分にはドリブル突破してのクロス、16分にはドリブル突破してのスーパーミドル、その後すぐに走り込んでパスを受けてのシュートとやりたい放題。バーに当たるなど惜しいシュートもあったが、ことごとく外すのも暢久らしい。
 ただ、昔のようなキーパーが反応すらしないわかりやすい外し方でなく、間違ったらゴールしかねないようなシュートばかりで、「次は入る」期待感はばっちり。日本平にて、私が聞くのは始めての山田コールが響き渡った。

 試合展開事態は五分五分。清水は両サイドも下がって7人で守り、3人で攻める、前後分断サッカー。(c)湯浅健二
 だが、この3人のカウンターが怖い。アンジョンファンも澤登も、裏への抜け出し・ポストの両方できる選手であり、判断が早い。どちらかがボールを持ったときに、どちらかはディフェンスのほころびを抜け目なく捜して、そこに走りこんでいく。トゥットにはそういう器用さはないけど、2人がかりでないと止められない。
 清水の前3人は守備の意識も高く、こちらのボランチがボール持ったときに積極的にプレスをかけてくる。序盤のレッズの猛攻をしのいだ20分過ぎから、その形が鮮明になり、清水のカウンターが出始めた。
 ここ数試合でますます安定度を増すレッズディフェンスの前に決定的な場面を作られないものの、 コーナーキックを与えることが多く、清水サポーターの「決めろよ決めろよゴール!ゴール!」が不気味に響く。そういえば、サッカー見始めてから、相手サポーターのほうがハッキリ多いゲームを見るのは初めてだ。

 そして永井。存在感がまったくない。ボールを持っても何か自信なさげで、目を左右にしてパスの出しどころを探す。ポストでボールを預けられても、真後ろに戻してばかり。
 たまに鋭いドリブル突破を見せるも、「シュート以外に選択肢がなくなる」までシュートを打たない。エメルソンや田中の最近の得点量産は、何よりも意外な場面からでもとにかくシュート、の姿勢から生まれている。ナビスコ決勝の、キーパーまでも抜くようなエメルソンの超人的なゴール以外、ほとんどのゴールは「他にフリーの味方もいる」状態で打ったものだ。何人もがシュートレンジにいてパスを待つ体制にあるから、キーパー含めたディフェンスの注意も分散しているときに放たれたものだ。
 今日の永井は他に選択肢がないときにしか打たない。よく、「攻撃はシュートで終われ」というが、まさに終わるためのシュート。そんなアリバイシュートが入るわけもなく、キーパーにやすやすとキャッチされるか、バーやポストを越えていく。

 相変わらず好調の田中達也がドリブルからシュートを放ち、ファールで止める相手DFから何枚かのイエローカードを?ぎ取って前半が終了した。
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 生まれて初めての遠征、清水を場所に選んだのはよかったと思う。
浦和レッズのアウェイゲームにいこう!http://www.cablenet.ne.jp/~mk/
 主催の、旅ジェンヌさんのツアー。

 朝6時浦和集合は、東京都在住の私にはつらかったけど、何とか間に合ってバスに乗り込む。首位にたって初めての試合ということで、自分たちのツアーだけで大型バス3台と中型バス1台、150人ぐらいはいたんじゃなかろうか。

 みんなすでにレプリカユニフォームやグッズを身につけて、途中停車するサービスエリアでは注目を浴びていた。サービスエリアで見かけた人も驚いたと思う。いきなり100人以上も、レッズのレプリカを着た人間が売店やトイレに現れるのだから。

 バス中ではひたすら寝て、10時40分ぐらいに日本平に到着。清水の待ちも日本平スタジアムも、来るのは初めてだ。思ったより海に近いのに驚いた。
 スタジアムは清水を少しはずれた山のほとり。清水の駅までバスで300円だから、歩いてこれる距離ではない。幹線道路沿いだから、埼スタほどの辺境感はないけど。
 スタジアムの周りにはすでにレッズサポーターがすごい列を作っている。遠征バスは10台近くあったし、埼玉ナンバーの車も目に付いた。浦和サポーターの列の横を、清水サポーターが微笑みながら遠慮がちに通り過ぎていく。あんまりアウェーの雰囲気はない。

 どうせ一人の立ち見なので、ギリギリにスタジアムに入ることにしてまわりをぶらつく。

 幹線道路沿いにあるレストランで昼食。ここの店員が全員サッカー好き。レプリカを着て入ったからか、いきなり
「スリーバックに内舘が入るじゃない、代わりにボランチに入る長谷部ってどうなの?」
である。浦和の選手のこともよく知っている。結局1時間半ぐらいそこでサッカー話をすることになった。
 店によく平松やトゥット、市川が来るということ、最近の市川とアレックスが妙に伸び悩んでいることなどを話す。優勝にも残留争いにも遠いポジションにいるから、あまり殺気立った話にならない。「チームのやりたいことが見えない」など、妙にさめた話も出た。
 今後のTOTOの参考にするので浦和の選手の情報を仕入れたい、ということで浦和の選手のこともたくさん話した。
 さすがサッカータウン清水、もちろんエスパルスを応援しているのだけど、特に嫌いなチームというのはないみたいだ。(鹿島と磐田は、汚いファールが多いから好きになれないらしいけど..たぶん比類なき競合だったから、ということも多いのだろうな)
 山田も長谷部も藤枝東だし、小野も清水だったし、どこのチームにもだいたい清水出身の選手がいるから、あんまり嫌いにもなりにくいのだと思う。

 試合の日になると球場周りにでる出店、球場の周りの家々に掲げられているエスパルスフラッグ「サッカーみるなら静岡テレビ」の広告など、サッカータウン清水を感じた。